人身事故とは、車両と人との接触事故で、死傷がある事故の事です。

また、車両と固定物との接触での事故は、物損事故で人身事故ではありません。

人身事故は、加害者側か被害者側になりますが、 被害者は診断書を警察に提出し、警察に受理されると人身事故になります。

人身事故では、加害者は刑事処分・行政処分・民事処分などの処分があり、免許の点数の加 点や反則金、罰金刑や懲役刑などの処分があります。

人身事故と物損事故の届け出の違いで 被害者のメリット・デメリットがあります。

• ・相手に刑事処分や行政処分があります。

• ・実況見分の立ち合いが必要になりますが、実況見分調書は警察が作成してくれます、実況見分調書は過失割合でモメる場合があるので作成しておくべきです。

• ・後遺障害が残る場合がある時にも認定がされやすくなります。

• ・怪我などでも治療の打ち切りがされにくいです。

ただし、しっかりとした期間の治療をうける為にも、万が一、後遺障害が残るかもしれない事もある為、人身事故に遭った時には自分では軽いから大丈夫等と判断せずに、なるべく早く病院を受診しておくのが大切です。

• ・被害者にも過失がある場合は刑事処分や、行政処分になる事があります。
• ・人身事故の行政的な処分は免許取り消し、免許停止などになり公安委員会による行政法上の処分になります。
• ・交通事故の内容や責任の重さに応じて運転免許に違反点数が加 算になり点数が一定の基準に達すると免許取り消しや 免許停止などの処分になります。

• ・刑事的な処分は人身事故を起こすと刑事事件として立件され、道路交通法や自動 車運転死傷行為処罰法により、過失運転致死傷罪や危険運転致 死傷罪、殺人罪などに問われ、罰金刑、懲役刑、禁固刑などの刑 罰が科されることがあります。
• ・民事的な処分とは損害賠償で民法や自動車損害賠償保障法に基づい て、被害者に与えた損害について損害賠償金の支払い義務が生じます。

人身事故では、治療費、慰謝料などが発生しますが、他にも仕事に行けない日や仕事をするのが困難な場合がでてきたり、専業主婦も主婦業に支障をきたりするなどの場合があると損害賠償が発生します。

いずれの場合も病院での診断書が必要になります、また後から、むち打ちや目眩や頭痛や精神障害等が起こる事もあるかもしれないので、早期から病院を受診して医師からの指示を守りしっかり治療を受けておく事が大切です。

当院は専門的な知識が豊富で患者様にあった早期回復のサポートを心がけております。

お悩みがございましたら是非、はやし整骨院にお問い合わせ下さい。